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頻発する「過労自殺」、アベノミクスは会社員を救えるか

春闘の季節がやってきた。昨年に引き続き、今回の春闘も主なテーマはベースアップも含めた賃上げだ。

「私はこの春闘に命を懸けています! ベースアップがなければ自殺します!」

労働組合の委員長を務めるAさん(42)は、組合のトップに就任してから初めての春闘。なんとしても結果を出したいAさんは驚くべき戦術に訴えた。

「自殺戦法です。交渉期限24時間前から1時間おきにひとりずつ本社前で自殺していく。最後まで会社側が折れなかったら、私が自殺します。組合の要求が通るか、執行部が全滅するか。命懸けの春闘

この自殺戦法、自殺先進国スイスで開発されたもの。自殺幇助を専門とする会社の組合交渉で生まれた戦術だ。

労働問題に詳しい社会学者の働木鯛造氏は自殺戦法の有効性をこう解説する。

「日本には御用組合のもと、緊張感のない春闘が少なくなかった。しかし自殺戦法を採用した組合はどこも本気です。昨年の春闘では執行委員長以外の組合員全員が死んだ組合が年10%のベースアップを勝ち取りました」

効果は絶大の自殺戦法。今年の春闘における台風の目になりそうだ。