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急増する「暴力面接」、就活生を殴り倒す面接官

就職活動中の大学生A君からいただいたメール

こんにちは。僕は今、就活中でほぼ連日、採用面接を受けているのですが、気になっていることがあります。それは面接官の暴力です。この間の面接でも威圧的な態度の面接官がいて、最初はただの圧迫面接かな、と思っていたのですが、ひととおり怒鳴り散らした後、いきなり殴りかかってきたのです。グーパンチで僕の頬を殴打したら、倒れこんだ僕の腹を蹴りつけました。突然の暴力に混乱していると、面接終了。翌日、会社から連絡が来て、採用になったので明日から大学を中退して出社してほしいと言われました。実は面接官に暴力を振るわれたのはこれが初めてではありません。面接が始まるなり平手でビンタされたり、帰りがけにナイフを向けられたりしたもあります。大学のキャリアセンターに相談したら、それは最近増えている「暴力面接」だと教えられました。学生のストレス耐性や体力、とっさの判断力やサバイバル能力を計るためだというのです。本当にこのような暴力面接は多くなっているのでしょうか。

暴力面接、大学の方がおっしゃるとおりです。この頃、多くの企業で採用されている新しい手法の面接スタイルです。もともとは1990年代のアメリカで警察官の採用試験で導入されたもの。科学的エビデンスに基づいた面接手法なんです。今では世界中のグローバル企業がこれを行っています。グローバルなビジネス環境では、マネージャーと現場の作業員とが必ずしも言葉によるコミュニケーションが円滑であるとは限りません。不満を持つ部下がいきなり殴りつけてきたり、場合によっては刃物を取り出してくることも。そんな状況においてもグローバル・ビジネスパーソンには冷静な判断が求められます。コトを大ゴトにせずに事態を穏便に済ます技量が必須なのです。日本のビジネス・シーンにおいても、言葉によらないコミュニケーションの機会は急増しています。普段から殴りあっているから生まれる信頼関係もある。暴力面接は、今年の就活戦線において、メジャーなトレンドになるでしょう。
では、面接での暴力に就活生はどう対応したら良いのでしょうか。求められるのは制圧能力。相手に怪我をさせない程度に押さえ込むことができたらグッド。柔道や合気道を習う就活生が増えているのもこのためです。また面接官も普段の業務では上司として部下の襲撃に備えるため体を鍛えている場合がほとんどですから、多少手荒に反撃しても大丈夫です。注意が必要なのは、これらの暴力はあくまでもコミュニケーション手段のひとつだということ。面接官の愛あるコブシで殴られたなら、こちらも愛ある反撃を。社会人になると、学生時代には考えられなかったほど暴力の機会が増えますから、就活を通して正しい暴力の行使を学びましょう。頑張ってください。