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発達障害の学生が数学の単位を取れずに大学を訴えた話。

安藤涼子さん(仮名)はAO入試で都内私立大学の心理学科に入学した。勉学にアルバイトにと精を出し大学生活をエンジョイしていたが、なんと留年してしまったのだ。

「必修の統計学の単位が取れなかったんです。私の大学は必修の単位を取れないと、自動的に留年してしまう。今、3度目の大学1年生をやっています」

安藤さんは数学が大の苦手だ。あまりにも統計学の授業が理解できないので、安藤さんは精神科にかかった。

発達障害の一種、学習障害だと診断されました。算数や数学だけ苦手、そういう障害なんです」

安藤さんは発達障害を証明する診断書を大学に提出、無試験で単位を認定するなどの配慮を大学側に求めた。

「まったく聞く耳を持ってくれませんでした。特別扱いするわけにはいかない、の一点張り。門前払いです」

この春、安藤さんと両親は大学を相手に障害者差別解消法違反で民事訴訟を起こした。

安藤さんを支援するNPO法人「ハートフル手に手をネット」代表の大葉かな子氏は訴える。

「障害のある学生に配慮をすることは特別扱いではありません。学ぶ権利の行使です。安藤さんは統計学の単位が取れないばっかりに進学できず、学習を進めることができません。これは障害者差別解消法が定める、障害を理由とした差別に該当します」

注目の判決は12月にある。安藤さんは語る。

「努力しても大学の単位が取れない場合、なんらかの障害を持っている可能性が高いです。全国の留年生と連絡を取り、組織化したい」

裁判所の判断が注目される。

 週刊誌で読んだ記事です。これは大変ですね。