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就活ニュース:デジタル版

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面接官を体験する高齢者が増えてきている

「今週も若者に説教してやりましたよ」

そう意気込むAさんは団塊世代の67歳。Aさんが最近ハマっているのは、就職活動の面接官だ。

「一回3万円を払って面接官をやっています。落としていいので、いつもみっちり絞りあげてますよ」

Aさんが利用しているのは、人材派遣企業が提供する面接官体験サービス。人材派遣企業と取引のある企業において、求人に応募してきた者のうち書類選考で落ちた人をあえて会社に呼んで面接を受けさせる。一回数万円の料金を払った利用者が求職者を面接するというサービスだ。絶対に不採用になる面接なのだが、もちろん求職者はそれを知らない。

「俺が好きなのは、やっぱり新卒の就活面接だね。甘えた若者にカツを入れるのはわれわれ人生の先輩の役目。社会貢献だと思って説教している」

Aさんが会心の面接だったと思うのはAKBネタをやった時。

「AKBのなかでは誰が好きか、大学生に聞いたんだよ。そうしたら『大島優子が好きです』と答えやがった。厳しく説教してやったよ」

Aさんが決めたのはこの3連続コンボ。

「あなたはあまたある中の代表的なもの、大きい物しか目に入らないのですね」
「人の目につかない、決して目立たないところにビジネスチャンスはあるんですよ」
「そういうところに目が行かないで代表的な物しか見えない人はダメですね」

必死に内定先を探す就活生をみごと撃退した。

事情通の就活エージェントは、面接官体験サービスの現状について次のように分析する。

「企業側にとって採用活動にかかるコストはけっして少なくない。そこで採用活動じたいをお金にしようとする動きが出てきた。面接官体験サービスもそのひとつです。お金を払ってでも面接官をしたい、若者を痛めつけたいと考えている老人は多いですからね」

就活生にとっては難儀な話だが、これも社会の厳しさ。頑張ってほしいものだ。

 

参考文献 http://toro.2ch.net/test/read.cgi/utu/1390398244/471