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一人暮らしの女子学生が不採用になる理由

都内私立大に通うAさんは就職活動の面接での理不尽な思いが頭から離れない。

「私の出身高校が地方だと分かると、一人暮らしかどうか訊ねてきました」

正直に一人暮らしであることを明かしたAさん。面接官は予想外の反応をした。

「ウチは女の子の一人暮らしは採らないんだよね。まして地方出身者となると」

1週間後、不採用の通知が届いたAさんは怒りが収まらない。

「なぜ女子学生が一人暮らしをしているとダメなのでしょうか。理解できません」

事情通の就活エージェントはAさんの件について次のように分析する。

「最近の景気の回復に伴い、『昭和型慣行の復活』を経営方針に掲げる企業が増えてきました。90年代あたりまで、女子学生の一人暮らしは問答無用で不採用になるのが常識。その復活です」

ただし、なぜ女子学生の一人暮らしが不採用の理由とされるのか、よく分からないという。

「私も平成になってから社会に出た人間ですからね。昭和の人が何を考えていたか、ちょっと分からないですね」

そこで昭和通の「三丁目の夕日」研究家に話を聞いてみた。

「一人暮らしの女子学生が不採用になる理由ですか。それは方言です。昭和人は言葉遣いにうるさい。女性の方言を聞くと虫酸が走るのが昭和のオジサンです。平成の人間には信じられないことかもしれませんが、歴史を現在の価値観で断罪するのはいけません」

事情通の就活エージェントに上記の話を伝えると、

「昭和の価値観を大切にする企業が生き残る。方言を話す女子はビジネスの分野ではとうてい認められない存在ですからね」

Aさんも昭和の女を目指して頑張って欲しい。