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内定辞退で自殺強要!就活生を襲う企業心中の憂鬱

都内私立大に通っていたA君は中小企業の内定を獲得、卒業にむけて学業に励んでいた時、突然の知らせが舞い込んだ。

「社長から電話がかかってきて、会社が倒産するので社員全員で心中することになった、と言われました」

A君はまだ入社してないので社員ではないはずだが、社長に「我が社は人を大切に扱う会社。内定者も立派な社員として尊重している」と自殺を懇願され、たじたじに。両親と相談した結果、内定辞退を申し出ることになった。

「社長と面談すると、内定辞退は認められない、俺たち全員が死ぬんだからお前にも死んでもらわないと、とすごまれました」

結局、A君は断り切れずその場で自殺した。

事情通の就活エージェントはA君の件について次のように分析する。

「企業心中は家族型の経営をしている中小企業に多い現象です。最近は景気の上向きで減ってはきましたが、まだまだ苦しい企業もあるのは事実。今後もA君のように自殺を強要されるケースは出てくるでしょう」

ただし企業心中の場合、労災として認められ甦る場合も少なくないと指摘。

「A君の場合、まだ内定者ということで労基署の判断で揉めたそうですが、なんとか甦りの裁定が下ったそうです。労災死は労基署の裁定で復活する場合がありますから、企業心中を過度に恐れる心配はないですよ」

無事、復活したA君。今後は人びとに命の大切さを説く活動に邁進したいと語っていた。