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公立中学のガリ勉はなぜ不採用になるのか

都内国立大に通うA君は就職活動の面接でした理不尽な体験が頭から離れない。

「僕のエントリーシートを見て公立中学出身だと分かると、面接官は荒れていた中学だったかどうか聞いてきたんです」。

A君は正直に「暴走族が荒らしに来るような中学校だった」と答えたという。面接官はその後も中学校がどのくらい荒れていたのか様子をたずね、さらにA君の中学時代について質問した。

「まわりの空気に流されずしっかり勉強しました」。A君がそう言った瞬間、面接官の表情は一変した。

「君はそんな環境から一流大学に進んだのだから優秀なのは分かる。でも会社で働くには協調性が必要だ。空気を読めない者に社会人は勤まらない。君はどう思っているんだ」。強い剣幕で面接官に問い詰められA君はタジタジ。険悪な雰囲気のまま面接は終わった。

後日、会社から不採用の通知が届いたA君は振り返る。「やはり中学校のことで落とされたのでしょうか」。

事情通の就活エージェントはA君の件について次のように分析する。

「荒れていた公立中学でちゃんと勉強していた意志の強い子は例外なく協調性がないですからね。面接官が中学の様子を聞いたのもそれを知るためです」。

他にも面接で嫌われるタイプがあるという。「あと出身高校の偏差値にそぐわない、抜け駆けするようにひとりだけ一流大学に進学した人ですね。自分の業績を上げるためなら場の空気を乱すような社会人になりがち。学年でひとりだけ東大に進学したような人間も蛇蝎のごとく嫌われます」。

A君には協調性を身につけた上でぜひ再チャレンジしてほしいものだ。