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就活ニュース:デジタル版

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ブログが小説になりました

ブログ「就活ニュース:デジタル版」が小説になりました。

ブラック企業で課長の俺は仕事が楽しそうで死にそうだ」(矢那川ヤナ/著)

カクヨムで連載中。ぜひお楽しみください。

kakuyomu.jp

ミクシィに取り組む就活生が急増中!復活の理由とは?

都内私立大に通うA君(21)が今いちばん時間を割いているSNSは「ミクシィ」だ。

「就活を始めるのと同時にミクシィに登録しました。大手の内定を取るには必須のSNS。大学の仲間もみんなやっています」

若者のSNSといったらLINEやTwitterが定番だが、A君があえてミクシィを熱心にするのにはワケがある。

「企業の幹部クラスがみんなミクシィをやっているからです。最終面接で生き残るためにはミクシィでの活動実績が必要」

実は最近、シニア世代でミクシィが流行しているという。就活エージェントの働木鯛造氏は、次のように実情を明かす。

「年寄り世代のネット活動は10年遅れています。今の50代はようやく2ちゃんねるを卒業し、ミクシィに活動の拠点を移しました。企業の幹部クラスが最終面接をする時、学生にミクシィのアカウントを聞くのは定番。ミクシィをやりこんでいないと時代に乗り遅れているとみなされます」

ミクシィ世代”の50代面接官に対しては他にも気をつけるポイントがあるという。

「シニア世代は、とにかくLINEを警戒しています。携帯電話の通話やメールはオーケーでも、LINEの無料通話やチャットはいかがわしいと感じている。そのようなシニア世代に気に入られるために、LINEのアカウントを削除する就活生も多数います」

とにかく目上の者に気に入られた人間のみが勝ち上がる就活前線。あえて昔のムーブメントに乗って”最先端”のフリをすることも大切なようだ。

通勤定期券で途中下車すると懲戒解雇になる

大手住宅メーカー人事部で新入社員教育を担当するAさんは、7月、新入社員を懲戒解雇処分とした。

「理由は通勤定期券の不正使用です。今回の件は特に悪質だったので刑事告訴も考えました」

Aさんが直面した新入社員の「罪状」とは次のとおり。

新入社員は東京の三鷹駅周辺にある社員寮から、会社最寄り駅の新宿駅まで通勤していたが、なんと彼は定期券を「三鷹ー代々木」間で購入していたのだ。

三鷹ー新宿間の定期代は1ヶ月6,460円。新宿駅のひとつ向こうの代々木駅まで買っても同じ値段なんです。そこを悪用されました」

Aさんが新入社員を問い詰めたところ、仕事のない土日に代々木にある声優養成所に通っていることが判明。定期券を正しい範囲で買っていないどころか、土日に私的流用していることまで明らかになった。

「さらに彼を問い詰めると、仕事帰り、中野駅で途中下車してマンガ専門古書店に入り浸っていたことまで白状しました。業務以外での途中下車は犯罪です。三鷹ー新宿間は220円ですが、中野駅で途中下車した場合は330円、差額の110円を詐取していますからね」

新入社員の「3つの大罪」が明らかになり、社内で懲罰委員会が開かれた。

「あまりにも悪質なので刑事告訴も検討しましたが、4月から6月までの3ヶ月に支給された通勤手当の3倍の額を損害賠償として支払わせることで、懲戒解雇として穏便に済ませることになりました」

社会保険労務士の働木鯛造氏は、最近、通勤費の不正受給による処罰者が増えていることを指摘する。

「今回の場合は、定期券を正しい範囲で買わなかった、休日に私的に使用した、業務以外の理由で私的に途中下車したという3ストライクですから、懲戒解雇は当然です。定期券を正しく使わない場合、刑事処分もありえますよ」

世のサラリーパーソン諸君、定期券の扱いだけにはくれぐれも注意していただきたい。

クラスの一体感でイジメ問題を解決した事例

現役中学校教師のAさん(男性)は36歳の若さで教頭に抜擢された。

「いじめ問題を抜本的に解決したことが評価されました。同期のなかでは教頭一番乗りです」

Aさんが実行したいじめ解決策とはどのようなものだろうか。

「ずばり、クラスの一体感です。クラス担任になった4月からクラスの一体感を盛り上げるよう指導しました。たとえば給食の時間。どのおかずをどの順番で食べるか、箸の動きをクラスで共通化し、マスゲームのように食事を取るようにしたんです」

そんな「一体感」にあふれる教室運営を行っていたが、Aさんのクラスにもいじめ問題が発生した。

「クラスの一体感になじめない子がいました。ウチのクラスでは右手で鉛筆を握ることになっていたが、その子は左手を使った。これは重大な”一体感違反”です」

やがてクラスが一体になってその生徒をいじめるようになってしまった。そんな深刻な状況をAさんは驚くべき手法で解決する。

「クラスの問題は連帯責任。いじめられた子が連絡ノートに”死にたい”と書いてきたので、クラスみんなで死ぬことになったんです」

ホームルームでクラス全員の集団自決が、いじめられている生徒を除く全会一致で可決されると、クラスメイトはいじめられていた生徒を除いて、一斉にカッターナイフで自分の首を突き刺した。

「いじめられていた子は最期まで一体になることを拒否しました。しかし、死に損ねたクラス委員がその子を殺し、その後ちゃんと自殺しましたね」

かくして、Aさんの担当するクラスからは2度といじめ問題が起きることはなくなった。Aさんはいじめ問題を抜本的に解決されたことを評価され、新年度、教頭に昇進。

「いじめは根から絶つことが大切です。中途半端なやり方は事態を悪化させます」

自信たっぷりにそう語るAさん。全国の先生たちも見習って欲しいものだ。

夏のコミケ、「集団強姦容疑」で大量検挙の見通し!?

編集部にトンデモナイ情報が飛び込んできた。8月に行われる「コミケ」で大量の逮捕者が出る見通しらしいのだ。警視庁に出入りしている事情通Aはこう語る。

「きっかけは”シナモンいじめ”です。サンリオのキャラクターである”シナモン”に対して、罵倒を書き込むツイッターユーザーが急増。ネット上では”シナモンをいじめるな”との声がわき上がりました」

これに目をつけたのが警察庁上層部。これまで警察当局は、日本最大規模の同人誌即売会である「コミケ」を規制することができずにホゾを噛む思いだった。今回、シナモンというキャラクターを罵倒することが「いじめ」と認定されたことから、キャラクターの人格と人権が成立すると解釈した。

コミケではアニメや漫画のキャラクターを性的に陵辱する二次創作漫画が多数出品されています。キャラクターの人権が成立するとしたら、それらの作品を作ることは、”強姦”や”強制わいせつ”を構成することになる。次のコミケでは、非親告罪の”集団強姦容疑”でコミケ参加者を一斉検挙する方針が決定されました」(事情通A)

さらに警察では”キャラクターが被害届を出す漫画”を作ることで、親告罪である「強姦」や「強制わいせつ」の容疑でも立件していくつもりらしい。

しかし、キャラクターの人権は本当に成立するのか。ある法科大学院教授は匿名を条件に取材にこう答えた。

「”シナモンいじめ”は運営者への批判でなく、キャラクターそのものへの罵倒ですからね。これが”いじめ”であるという社会通念が成立したのだから、キャラクターの人権は当然成立します。今後はキャラクターへの性犯罪だけでなく、殺人罪も適用されるでしょう。ミステリ小説の作者を逮捕することができます」

「シナモンいじめ」は思わぬところに飛び火しそうだ。

 

愛国心がないビジネスパーソンは生き残れない!

新入社員のAさんから届いたメール。

はじめまして。私が勤めている会社では愛国教育が盛んです。毎朝の朝礼では日の丸掲揚、君が代斉唱がありますし、1日5回、皇居に向かって礼拝し、教育勅語を暗唱します。また、夕方になると産業医からリタリンが従業員に配布され徹夜で勤務、基本的に土日の休みはありません。国を愛する気持ちが大切なのは分かりますが、なぜ会社でこのようなことをしなければいけないのか理解できません。

実は最近、Aさんが勤める会社のように、愛国教育に力を入れる企業が増えてきているのです。理由は、愛国心は生産性を高めるから。例えば、戦争中の兵隊さんは、無給であるにも関わらず、死ぬまで戦います。同様に、現代ビジネス・パーソンにも、たとえ給料が安くても最期まで働き抜くことが期待されているのです。社員に愛国教育を施すことで、社員はまるで戦争中の兵士の気分になれます。日本国に立地する会社なら、会社のために働くことはお国のために戦うことと一緒。戦場での兵士に土日の休みがないように、会社員にも休みという概念はありません。24時間全てが労働時間です。Aさんも愛国心を強く持ち、お国のために今の会社で最期まで働き抜いてもらいたいものです。英霊となるチャンスですゾ!